
ホーム > 新着情報 > 当院からのお知らせ > 大阪警察病院における初期研修・後期研修について
臨床研修医指導センター長
副院長 仲原 正明
大阪警察病院は許可病床580床の地域中核の急性期病院であり、平成18年度の入院稼働率は97.2%、平均在院日数は13.6日、1日平均患者数は1555人、年間救急車搬送患者数は3206人でした。急性期疾患を中心に、各診療科とも多数の患者さんの診療にあたっており、臨床研修病院として最適の環境といえます。当院は、各種学会の専門医制度修練施設に認定されており、各診療科において充実した臨床修練を積むことができ、また専門医を取得することができます。当院の特徴として、①充実した救急医療、②各診療科の専門性とアクテイビテイの高さ、③豊富な症例、④整った研修指導体制、⑤全人的なチーム医療の実践 などが挙げられます。
現在、当院の研修医は、R1が12名、R2が10名、R3が17名、R4が15 名、R5が7名です。現在の研修医の出身大学は、大阪大学、大阪市立大学、近畿大学、関西医科大学、兵庫医科大学、神戸大学、奈良県立医科大学、京都府立医科大学、和歌山県立医科大学、三重大学、滋賀医科大学、金沢大学、信州大学、東邦大学、川崎医科大学、広島大学、鳥取大学、愛媛大学、徳島大学、鹿児島大学と20大学に及び、全国から研修医が集まっています。なお、平成20年度の初期臨床研修医(R1)は18名(大阪大学とのたすきがけ2名を含む)を予定しています。
新医師臨床研修制度の基本理念として、「医師としての人格を涵養し、将来の専門分野にかかわらず基本的診療能力を身に付ける」ことが謳われています。当院では、初期臨床研修医のプライマリケア能力を高めるため、毎週土曜日(AM9時から12時)は研修医のための時間とし、当直時に経験した問題例の症例カンファレンスと >プライマリケア講義を行っています。プライマリケア講義では、各診療科の救急疾患の診かたなど、実践的講義や、CVCなどの、実技指導を行います。具体的には、研修ホームページをご参照下さい。当直研修医(R1、R2各1名)にはファーストコールがかかり、研修医は救急患者の初期治療にあたります。当院は毎日、計10名の医師(救命救急、内科、循環器、外科、脳外科、産婦人科など)が当直しており、院内の指導・協力体制の充実を図っています。
当院は、ER・総合診療センターを平成20年4月に立ち上げ、3年目のシニアレジデントは、原則2~3ヶ月間のER・総合診療に携わって頂きます。また、R1、R2もERをローテートすることになります。医師は、専門性を高めて自分の専門分野を極めるとともに、常にプライマリケアのできる知識と技術を習得しておくことが大切です。自分の狭い専門分野を診ることはできるが、common diseaseを診ることのできない医師は異常であり、今後そのような医師は要求されないと思います。プライマリケアをでき、かつ全人的に患者さんを診ることのできる専門医が求められます。
また、当院は北大阪警察病院(茨木市)との医療連携を進めています。北大阪警察病院は許可病床280床で、うち回復リハビリテーションは100床です。大阪警察病院と北大阪警察病院は、患者さんおよび医師を含めた医療スタッフの人的交流が行われており、新しい医療連携を構築しつつあります。この医療連携には、後期研修医の先生方も参加し、急性期から回復期までの医療の流れなどを経験して頂きます。市民公開講座なども若い先生方が自ら行い、積極的に動ける環境を構築したいと思っております。
当院の使命は、高度な専門医療を提供するとともに、1次から3次までの救急医療を行い、社会に貢献すること、また、次世代の優秀な医師を育成することだと考えています。やる気のある先生、いろいろ経験してみたい先生、警察病院を一緒に変革したい先生、自ら納得できる医者になりたい先生、一緒に仕事をしてみませんか!! 皆さんの応募をお待ちしています。
なお、大阪警察病院では、当院での初期臨床研修や後期臨床研修(専門医育成課程)を希望する医学生および研修医の方を対象とした見学実習を随時受け付けています。見学診療科や見学希望日などについて、下記事務担当者までご連絡下さい。各診療科などと日時を調整致します。
〒543-0035
大阪市天王寺区北山町10-31
大阪警察病院 総務人事課研修係
TEL:06-6775-2837(総務人事課直通)
E-mail:jinji-k@oph.gr.jp

