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より体に優しい、新しい低侵襲手術-単孔式腹腔鏡下大腸切除術 「傷跡の目立たない手術【Scarless? Surgery】」

大腸癌に対する単孔式腹腔鏡下大腸切除術

担当:赤松 大樹 金曜日診察
上島 成幸 水曜日診察
鄭 充善  月曜日診察
 

開腹術と同等の手術をより小さい傷で行う腹腔鏡下手術(小さい穴をあけて行う手術)は、術後の痛みや体への負担を減らし、早く退院でき、早く家庭復帰や社会復帰できるといわれています。当院では大腸癌に対する腹腔鏡下大腸切除術を、最近では年間約150例程度を安全に行っており、当院での標準治療となっています。

近年、低侵襲性、整容性(見目の美しさ)をさらに追求し、大腸癌に対する単孔式腹腔鏡下大腸切除(Single Incision Laparoscopic Colectomy:SILC)を行っています。従来の腹腔鏡下手術では4-5か所の穴から手術を行い、4cm位の小さい創を加え行うのですが、単孔式腹腔鏡下手術(SILC:シルク)は切り取った病変(大腸癌)を取り出すための1つの穴(図1)からだけですべての手術を行います。手術の内容-つまり、大腸癌に対する処置は、大きくお腹を開け開腹手術をしても、従来の小さい創を幾つか増やし腹腔鏡手術をしても、このSILCと呼ばれる小さい創(キズ)一つの手術をしても同じです。更に、おへそに創を持って来ると、傷跡はほとんどおへそに埋もれて見えません(図2)。中にはホントに手術をしたの?といわれる患者さんもいるほど、極めて「美容的に」素晴らしい手術です。術後1週間程度で退院も可能です。

図1   図2

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単孔式腹腔鏡下手術:お臍の小さな切開(2~2.5cm程度)から手術を行います。

  大腸癌に対する単孔式腹腔鏡下大腸切除後の手術の傷跡です。傷跡が目立ちません。「ほんとに手術したの?」といわれ美容面でもすばらしいです。

  この手技は非常に高度の技術を必要とします。普通の病院では中々できません。当院は従来から低侵襲で体に優しい内視鏡手術の沢山の経験と高度の技術を持っていましたが、更に大腸切除やリンパ節郭清手技の技術を高め、多くの患者さんに、より安全で、より確実にこの術式を受けて貰えるようになっています。この魅力的な手術をすると良い適応も決まっています。詳細をお知りになりたい方は外科外来(代表:06-6771-6051)へ、またセカンドオピニオンを希望される場合は当院セカンドオピニオン外来(直通:06-6775-2863、メール:shoukai@oph.gr.jp)までご連絡ください。

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