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不安定狭心症の診断における心臓CTの役割

 当院では2008年2月よりLightSpeed VCT 64列(GE社製)が導入されており、夜間緊急症例を含めて1月あたり約100件撮影しています。陰性的中率の高さから狭心症の除外診断に有用であり、胸痛は非典型的であるが狭心症の可能性が否定できない症例や、運動負荷試験や心筋シンチグラフィにて偽陽性が疑われる症例について積極的に施行し、不要な冠動脈造影検査を回避しています。また、安静時胸痛を訴える場合は不安定狭心症との鑑別が重要であるため、初診時に緊急で撮影し、緊急性を判断しています。最近臨床の現場ではad hocでPCIが行われることが多く、他のモダリティで明らかに狭心症と診断がついている場合においても、術前にストラテジーを立てるという目的で施行されることもあります。

 さらに当院ではCT同様、ガンマカメラにInfinia GP(GE社製)が導入されているメリットを活かし、心臓CTと心筋SPECTとの融合画像の作成が可能です。融合画像とは2006年より開発された心機能解析ソフトCard IQを用いて3次元的にSPECT画像とCT画像を融合させたものであり、SPECTと心臓CTの長所を組み合わせ、短所をお互いにカバーすることが可能と考えられています。心筋シンチグラフィの結果、非典型的な画像を呈する症例や、CTで石灰化やステントのために評価不可な症例で積極的に導入しており、診断の精度を上げています。

 

<◆実際の症例を挙げて解説しています◆>

詳細についてはこちらのファイルをご覧下さい。

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