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胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術 さらなる低侵襲手術

担当 : 岸 健太郎 金曜日診察
益澤 徹 月曜日診察


 当院では胃癌に対する治療として傷が小さく体の負担の少ない術式である腹腔鏡下胃切除を行なっています。胃を2/3程度切除する腹腔鏡下幽門側胃切除術や技術的に難しく限られた施設でのみ行なわれている腹腔鏡下胃全摘術も行なっており、手術件数は年々増加しています。

 腹腔鏡下胃切除術は、腹腔鏡というカメラでみながら5~10mm程度の傷からお腹の中の操作を行なう手術です。ハイビジョンカメラを用いており、拡大された画像が得られ、繊細かつ確実な手術を行うことができます。一番大きな傷は、切り取った胃をお腹の中から取り出したり、消化管再建(胃と腸をつなぎあわせ、食べ物の道筋をつくること)を行ったりするための4~5cmくらいの傷になります。

 

最近では、さらなる低侵襲手術をめざして体腔内吻合法(お腹の中で消化管再建を行うこと)を行っています。通常上腹部(お腹の上のほう)につけていた4~5cmの傷を、おへそにつけることで、傷を2~3cmまで小さくすることができます(取り出す胃の大きさによります)。傷の大部分がおへその中に隠れるので、傷痕が目立たず、痛みも少ないと考えています(写真)。この方法は、幽門側胃切除術、胃全摘術ともに行なうことができます。
 

同様の手術をダヴィンチSiシステムを用いたロボット支援手術でも行うことができます。ロボットによる精緻な動きが術後合併症をさらに減少させると期待されています。

 当院では根治度を保ちながら、できるだけ患者さんの負担を軽くするような手術を心がけています。この術式に関してご質問等がありましたら、外科外来またはセカンドオピニオン外来まで御相談下さい。
 

 

 


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