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腹腔鏡下胃全摘術について

担当 : 岸 健太郎 金曜日診察
益澤 徹 月曜日診察

 

胃がんに対する腹腔鏡下胃全摘術は、王監督がこの手術を受けられたことで、一躍脚光を浴びるようになった術式です。今回、腹腔鏡下胃全摘について当院での適応や手技、成績について述べさせていただきます。

 当院では胃がんに対する低侵襲手術として腹腔鏡手術を行っています。胃中下部の病変に対しては2001年から腹腔鏡補助い下幽門側胃切除を導入し、現在では完全腹腔鏡下幽門側胃切除術に移行し、年間約80例に対して行っています。これらの経験を生かし、胃体上部の病変で胃全摘術を必要とする症例に対しても腹腔鏡手術(腹腔鏡下胃全摘術)を行っています。本術式は、幽門側胃切除と比べても高度な技術を要するため、全国的にも限られた施設でのみしか導入されておらず、幽側胃切除にくらべ手術件数も多くありません(下記図)。
当院では手術方法、特に消化管再建法に工夫を加えることにより、より簡便で安全、なおかつ根治性を損なわないような手術を行っており、年間約30例に施行しております。
 
 腹腔鏡下胃全摘術は安全に施行できる低侵襲手術であり、美容面にもすぐれ、患者さんの術後の疼痛や苦痛を軽減できる良い術式です。また早期退院、早期社会復帰に貢献できると考えられることから積極的に行っていき、患者さんの術後のQOL向上を目指したいと考えています。


   外科:腹腔鏡下胃切除の年次推移.png

 

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