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ウロギネセンター

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ウロギネセンターのご紹介

・女性特有の子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤をはじめとする骨盤臓器脱、女性に多い尿失禁などの排尿障害を診察する専門的な診療科です。
・当院では2人の女性医師で外来診療と手術を行っています。
・ロボット支援下仙骨腟固定術(RSC/RASC)が保険適応になりました。(2020年6月)詳しくはコチラ
・ロボット支援下仙骨腟固定術(RSC/RASC)が50例を突破しました! (2020年10月)
・女性婦人科医と女性泌尿器科医が患者さんの情報を共有し、治療方針を決定しています。
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ウロギネセンターの特徴

  "ウロギネ"とは、婦人科(=ギネコロジー)と泌尿器科(=ウロロジー)を合わせた造語です。
多くの病院では婦人科、泌尿器科、大腸肛門科が単独で診療しているのが日本の現状ですが、当院では"ウロギネ"の造語通り、婦人科医と泌尿器科医が共に診察、手術を行っています。そのため、患者さんの様々な症状に対して多方面から考え、治療の方針を決定していきます。また、手術方法も多彩な手術が可能です。(手術についてはこちらをご覧ください。)
骨盤内では泌尿、生殖器、大腸の様々な症状が出ますので、多方面からアプローチする事が重要です。当施設では大腸に関しても外科と連携し理想に限りなく近い診療を行っています。
実際に外来診察を行っているのは女性医師2人です。
 

骨盤臓器脱の治療

骨盤内の臓器を支える骨盤底組織のゆるみによっておこる病気を骨盤底疾患といいます。主な疾患として子宮や膀胱、直腸などの骨盤内臓器が下垂する骨盤臓器脱と、尿漏れがあります。近年このような疾患に悩む女性が増加しており、これらの疾患は生命に影響は与えませんが、生活の質(QOL; quality of life)を著しく損なうものです。当科では、このような悩みを抱えている女性に対し積極的に治療をおこなっています。

骨盤臓器脱の治療では、患者さんの症状や生活環境に合わせた治療を選択するようにしております。

手術を希望されない場合や合併症のため手術が難しい場合は、外来で骨盤底筋体操の指導やペッサリー(腟内装具)治療を行います。可能な場合はペッサリーの自己着脱(ペッサリーを自分で出し入れしてもらう)を指導し、自己管理しやすいようにしています。ペッサリーは長期間使用すると炎症が起き、おりものや出血が増えることがありますが、それらを軽減する目的でシリコン製ペッサリーを用いています。様々な型があり、通常のペッサリーで不具合があった場合でも、保存的に治療することが可能です。また、容易に曲げられる仕組みになっており、出し入れも楽になりました。

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手術方法について

手術を希望される場合は、様々な手術方法を用いて患者さん個々の状況に応じた手術法を選択します。従来の腟式子宮全摘術と腟壁形成に加え、低侵襲で効果も高いと言われるTVM手術(腟からメッシュを挿入し、骨盤内臓器を支える手術・図1)、さらには、若年で性生活のある方には腹腔鏡下仙骨腟固定術(メッシュを用いて腟を仙骨に引き上げる・図2)を行います。また、ご高齢の方や手術のリスクが高い方、脱出が高度な場合には腟閉鎖も再発が少なく有効な手術です。

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★2020年4月~ ロボット支援下仙骨腟固定術が保険収載されました!!
当院では保険収載に先立って2019年7月からロボット支援下仙骨腟固定術を開始しており、多くの症例を経験している病院の一つです。詳しくはこちらからご覧ください。(PDFが開きます。)
 

①腟式子宮全摘、腟断端固定、腟壁形成

子宮脱を主体とする症例に適しています。腟から子宮を摘出し、腟断端を靭帯組織に固定する方法です。膀胱瘤を伴う場合は再発のリスクが高く、メッシュ手術をお勧めすることがあります。直腸瘤には後腟壁形成で十分に治療可能です。メッシュは使わないので、異物挿入によるリスクはありません。

②TVM(腟式メッシュ手術)

膀胱瘤を主体とする症例に適しています。腟式手術で、手術時間も短く低侵襲であり、再発リスクが少ない一方で、メッシュ挿入による、術後の性交痛やメッシュの腟壁露出が5%程度、膀胱や腸への露出は1%未満で起こるリスクがあります。

③腹腔鏡下仙骨腟固定術;LSC(腹腔鏡下メッシュ手術)

子宮脱と膀胱瘤を伴う、比較的若年の高度な骨盤臓器脱に適しています。腹腔鏡下にメッシュを用いて、子宮および腟を引き上げる方法で、再発リスクが少なく、メッシュによる術後の性交痛や腟壁露出のリスクがTVMより少ないと言われています。手術時間が3時間程度と長いのが短所です。

④ロボット支援下仙骨腟固定術:RSC/RASC

腹腔鏡下仙骨腟固定術と同じことをロボット手術で行います。ロボット手術は腹腔鏡手術よりも細やかな作業に向いており、繊細な手術が可能です。当院においては腹腔鏡手術と比較してロボット手術の方が手術時間も短くなっています。詳しくはこちらからご覧ください。

⑤腟閉鎖

高齢者や手術リスクの高い症例に適しています。子宮は摘出する場合としない場合があります。腟からの手術で侵襲は少なく、再発のリスクも低いのですが、高度な骨盤臓器脱でないと手術の適応となりません。

尿失禁の治療

尿失禁には大きく分けて3つのパターンがあります。

1.咳・くしゃみなど腹圧がかかったときに漏れる
2.急な尿意を感じてトイレまで間に合わずに漏れる
3.いつだか分からないが、気がついたら漏れている

1に関しては骨盤底筋体操や手術療法(尿道スリング手術)を実施しています。2,3に関しては手術では効果がなく、薬物療法を行っています。これらの疾患では主に火曜日のウロギネ専門外来で診療しています。 

センターについて

対象疾患

・膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤など骨盤臓器脱一般

・尿失禁、過活動膀胱、神経因性膀胱などF-LUTS一般

・直腸脱、便失禁(消化器外科 指導)

診察について

 
午前
本郷
(予約)
塚原
(予約)
本郷
(予約)
午後 本郷
(予約)
塚原
(予約)
本郷
(予約)

(2021年8月2日現在)

メンバー構成

・センター長 : 髙田部長(泌尿器科) ・副センター長 : 香山部長(産婦人科)

・泌尿器科 : 花井部長、本郷医長

・産婦人科 : 塚原医長、西尾顧問

 ※火曜・水曜日は産婦人科外来にて診察、金曜日は泌尿器科外来にて診察いたします

協力体制について

全ての手術患者さんについて合同カンファレンスで治療方針を決定し、産婦人科・泌尿器科共同で手術を実施します。

実績(2020年)

産婦人科
従来法手術(腟式子宮全摘術+腟壁形成術+腟断端挙上術) 9件
腟閉鎖術 6件
経腟メッシュ手術 9件
ダヴィンチ補助下仙骨腟骨固定術 49件
尿失禁手術(TVT) 3件
尿道カルンケル手術 1件
泌尿器科
尿失禁手術(TVT) 2件
尿道脱・カルンケル手術 4件

お問い合わせ先

大阪警察病院 産婦人科外来
(代表)06-6771-6051 
オペレーターに「産婦人科外来へ」とお申し付けください。

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