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臨床検査センター

ご案内

大阪警察病院付属臨床検査センターは平成17年5月に大阪市衛生検査所として登録・設立され、大阪警察病院と付属人間ドッククリニックの検体を測定しています。

場所は近鉄上本町駅から徒歩3分、大阪警察病院からは徒歩10分、付属人間ドッククリニックとは道路を隔て隣接しすぐに検体を検査できる所に位置しています。

大阪警察病院は最新の高度医療を行うため診療スペースが必要となり検査室の一部を病院の外に移して検体検査を行うことになりました。それが付属臨床検査センターです。

業務の内容は病院の生化学検査・凝固検査の一部検体と血液塗抹標本、微生物検査等を行っています。

臨床検査センターが設立されて院内に出来た有効スペースを診療や患者さんにご提供することが出来ました。検体検査の一部を臨床検査センターで測定することで院内検査室の負荷が軽減でき、その結果至急検査や診察前検査がより速く報告が出来るようになりました。また院内検査機器がトラブル等で測定出来ない時のバックアップにも役に立っています。そして付属人間ドッククリニックに近い位置にあるためドック検体の検査報告時間も速くなりました。

これらのことは病院に受診される患者さんや人間ドッククリニックのお客様に迅速に検査結果を提供できることに大きく役立っています。また検査の安全管理、感染管理、内部精度管理、外部精度管理への参加、また病院内検査室とのクロスチェックを行い、常に検査精度の向上に努めています。臨床検査センター業務は病院内で行われている心電図や超音波検査などの生理検査や迅速・至急検査ではないため表側から見えませんが、私たちは常に患者さんに安心できる検査結果を迅速に提供できるように努めています。

概要

名    称 大阪警察病院付属臨床検査センター
所 在 地 大阪市天王寺区石ヶ辻町14番13号
KGビル 1階 2階
電話・ファックス TEL:06-6775-7891
FAX:06-6775-8051
登録番号 大阪市衛生検査所登録 第12号
登録年月日 平成17年5月6日
開 設 者 医療法人 警和会 大阪警察病院
センター長 水谷  哲
管 理 者 南本  靖彦
指導監督医 水谷  哲
精度管理責任者 岡本  貴隆
検査業務の内容 微生物学的検査、血清学的検査
血液学的検査、生化学的検査

地図

臨床検査センター地図 修正版.jpg

最寄り駅

近鉄上本町駅から徒歩3分
地下鉄谷町線谷町九丁目駅から徒歩10分
JR環状線鶴橋駅から徒歩10分

構成人員

資格 常勤 非常勤
医師 0 1 1
臨床検査技師 17 2 19
17 3 20
認定技師 人数
 一級電子顕微鏡技術士
細胞検査士(CTIAC)
細胞検査士(CTJSC)
認定血液検査技師
認定輸血検査技師
認定サイトメトリー技術者
二級臨床病理技術士・血液学
二級臨床検査士・微生物学
二級臨床検査士・病理学
二級電子顕微鏡技術士
超音波検査士
血管診療技師 
認定心電検査技師 1

主要機器

生化学検査 生化学自動分析装置 4
蛋白分画データ処理システム 1
自動電気泳動装置 1
検体前処理システム 1
冷却遠心機 3
セミミクロ天秤 1
分光光度計 1
ミキシングローラー 1
血液検査 生物顕微鏡 3
自動血小板凝集能測定装置 1
全自動血液凝固線溶測定装置 1
冷却遠心機 1
低温恒温器 1
微生物検査 生物顕微鏡 1
細菌自動分析装置 1
冷却遠心機 1
小型高圧滅菌器 1
低温恒温器 2
安全キャビネット 2
洗浄室 純水製造装置システム 1
大型超音波洗浄器 1
小型高圧滅菌器 2
RO純水製造装置 1

生化学検査

検査項目 検査方法 基準値 単位
総ビリルビン 酵素法 0.2-1.2 mg/dL
ビリルビン分画 酵素法 0-0.3 mg/dL
血清総蛋白 ビゥレット法 6.7-8.2 g/dL
アルブミン BCG法 4.0-4.8 g/dL
チモ-ル反応 肝機能研究班推奨法 0-7.6 U
クンケル反応 肝機能研究班推奨法 3.3-12.1 U
AST(JSCC) JSCC 10-33 U/L
ALT(JSCC) JSCC 6-35 U/L
ALP(JSCC) JSCC 120-340 U/L
γ-GTP(JSCC) JSCC 8-60 U/L
LD(JSCC) JSCC 110-225 U/L
CK(JSCC) JSCC 30-200 U/L
ChE(新) 5-メチル-2テノイルチオコリン基質法 203-459 U/L
LAP L-ロイシルPニトロアニリド基質法 29-70 mU/mL
総コレステロール コレステロールオキシダーゼ・HMMPS法 139-220 mg/dL
HDLコレステロール 直接法 36-87 mg/dL
LDLコレステロール 直接法 女:59-139 mg/dL
男:69-139
中性脂肪 HMMPS法・グリセリン消去法 36-182 mg/dL
血糖 ヘキソキナーゼ・G6PDH法 70-110 mg/dL
グリコアルブミン値% 酵素法 12.4-16.3 %
尿素窒素 UV法 8.4-20.4 mg/dL
クレアチニン 酵素法 0.5-1.3 mg/dL
尿酸 ウリカーゼ・ペルオキシダーゼ法 2.2-6.7 mg/dL
Na/K/Cl 電極法 Na:135-147 mEq/L
K:3.6-5.0
Cl:98-108
カルシウム MXB法 8.8-10.2 mg/dL
無機リン 酵素法 2.3-5.0 mg/dL
アミラ-ゼ BG5P法 31-106 IU/L
CRP濃度 ラテックス比濁法 0.35以下 mg/dL
高感度CRP ラテックスネフェロメトリー法 0.35以下 mg/dL
ICG停滞率(0.5) 用手法 10%以下 %
蛋白分画 セルロース・アセテート膜電気泳動法 ALB:60.1~70.0 %
α1グロブリン:1.7~3.1 %
α2グロブリン:6.4~10.2 %
βグロブリン:6.4~10.2 %
γグロブリン:11.5~20.5 %
尿蛋白分画 セルロース・アセテート膜電気泳動法    
シスタチンC ラテックスネフェロメトリー法 0.53-0.95 mg/L
Ig-A ネフェロメトリー法 110-410 mg/dL
Ig-M ネフェロメトリー法 35-220 mg/dL
Ig-G ネフェロメトリー法 870-1700 mg/dL
Ig-E ラテックスネフェロメトリー法 0-274 U/mL
C3 ネフェロメトリー法 69-128 mg/dL
C4 ネフェロメトリー法 14-36 mg/dL
RA ラテックスネフェロメトリー法 20.0以下 IU/mL
ASO  ラテックスネフェロメトリー法 0-129 IU/mL
HBs抗原 CLIA法 0.00-0.04 IU/mL
HBs抗体価 CLIA法    
HBe抗原 CLIA法 0.1-0.9 S/CO
HBe抗体 CLIA法 <50.0 INH%
HBc抗体 CLIA法 <1.0 S/CO
HCV(3rd)Ab(アーキテクト CLIA法 <1.00 S/CO
HIV-1 Ag/Ab CLIA法 1.0未満 S/CO
RPR ラテックス比濁法 <1.00 R.U.
TP抗体 CLIA法 1..0未満 S/CO
AFP CLIA法 10以下 ng/mL
CEA CLIA法 0.0-5.0 ng/mL
SCC CLIA法 1.5以下 ng/mL
CA19-9 CLIA法 37以下 U/mL
CA125 CLIA法 <35 U/mL
高感度PSA CLIA法 4.00以下 ng/mL
高感度PIVKAⅡ CLEIA法 40以下 mAU/mL
TSH CLIA法 0.35-4.94 μU/mL
F-T3 CLIA法 1.71-3.71 pg/mL
F-T4 CLIA法 0.7-1.48 ng/mL
エストラジオール CLIA法 女性 卵胞期:35-169 pg/mL
黄体期:53-191
排卵期:49-427
BNP IEMA法 <18.4 ng/mL
インシュリン負荷-1 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-前 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-30' CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-60' CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-120' CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-朝食前 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-朝食後 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-昼食前 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-昼食後 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-夕食前 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-夕食後 CLEIA法 5-10 μU/mL
IRI-眠前 CLEIA法 5-10 μU/mL
抗・抗酸菌抗体 用手法 (-)  
シクロスポリン CLEIA法 - ng/mL
タクロリムス CLEIA法 - ng/mL
フリーPSA CLEIA法 - ng/mL

血液検査

検査項目 検査方法 基準値 備考
プロトロンビン時間(PT)
(右記4項目を表示) 
凝固時間法 70~120 (%)
  (秒)
0.85~1.15 (比)
  (INR)
フィブリノーゲン(Fib) 凝固時間法 170~410  
活性化部分トロンボプラスチン時間
(APTT)(右記2項目を表示)
凝固時間法 23.0~39.0 (秒)
  (比)
Dダイマー 免疫比濁法 1.00以下 μg/ml
血小板凝集能
(右記2試薬各2濃度にて測定)  
比濁透過法   凝集惹起物質
  ADP1.0(μM)
  ADP3.0(μM)
  コラーゲン0.25(μg/ml)
  コラーゲン2.0(μg/ml)
血液像

鏡検法

メイ・ギムザ染色

St:0~19%  
Sg::28~68%  
Eo:0~10%  
Ba:0~2%  
Ly:17~57%  
Mo:0~10%  
骨髄穿刺

鏡検法

メイ・ギムザ染色

特殊染色

有核細胞数:10~25x104/μL  
巨核球数:50~150/μL  
鼻汁中好酸球

鏡検法

メイ・ギムザ染色

   
アルカリフォスファターゼ染色(Alp染色)
NAPスコア(陽性指数)と陽性率(%)を報告 
朝長法 男性スコア:170~335  
    %  :60.5~99.5  
女性スコア:189~369  
    %  :67.5~99.5  

微生物検査

種々の体液や便などの材料から、病原性を有する細菌や真菌の有無を調べます。
検出された細菌の薬剤感受性(薬剤の効果)を調べます。
(食品などの検査は、できません)

検査項目

塗抹鏡検 グラム染色  材料が組織や無機物の場合、検査不可
・材料内の菌の存在を確認します。
グラム陽性菌(紺~紫色)とグラム陰性菌(明るい赤)を区別します。
材料により、常在菌(正常細菌叢)が存在します
本来、無菌の材料(血液など)に菌の存在が確認できた場合、早急に抗菌薬治療が必要です。
チールネルゼン染色  材料が組織や無機物の場合、検査不可
・抗酸菌(結核菌など)の為の検査です。 
抗酸菌は、明るい赤色に染まります。 
菌が確認できても結核とは限りません。 
非定型抗酸菌(ウシ結核菌など)も同様に染まります。 
PCR(外注)など精査が必要です。
培養・同定 好気培養
炭酸ガス培養
嫌気培養
微好気培養 等
薬剤感受性 MIC(最小発育阻止濃度)法
ディスク法(阻止円)

            

検査材料 検索菌種
口腔気道、呼吸器からの検体 喀痰(喀出・吸引) 肺炎球菌
咽頭液 インフルエンザ菌
鼻汁 連鎖球菌
口腔ぬぐい液 黄色ブドウ球菌
気管支洗浄液 グラム陰性桿菌 等
舌苔 等             
消化管からの検体       便 下痢・食中毒の原因
大腸粘膜 (キャンピロバクター)
胆汁 (サルモネラ)
胃液 等 (腸炎ビブリオ)
  (ブドウ球菌)
  (病原大腸菌・O-157)  等
泌尿器、生殖器からの検体    尿(中間尿、カテーテル尿、等) グラム陰性桿菌
尿道分泌物 グラム陽性球菌
帯下  トリコモナス
腟分泌物 真菌         等
血液、穿刺液      血液(静脈血、動脈血) グラム陰性桿菌
胸水 グラム陽性球菌
腹水 嫌気性菌 等
関節液             
髄液  
心嚢液 等  
その他の部位からの検体      褥瘡 グラム陰性桿菌
耳漏 グラム陽性球菌
眼脂 嫌気性菌 等
創部・膿(開放、非開放)             
皮膚  
ドレーン排液 等  
その他の検体 カテーテル先端 グラム陰性桿菌
ドレーン先端 グラム陽性球菌
組織(肉芽、弁輪、腫瘍、等) 等 嫌気性菌 等

薬剤耐性菌

※薬剤耐性菌とは、菌が薬剤分解酵素などを有しているために、薬剤に耐性を持つ菌です。
通常の推奨薬剤では、効目の無い場合があります。
薬剤感受性(MIC)結果を参照して、薬剤を選択・使用する必要があります。

MRSA methicillin-resistant Staphylococcus aureus
メシチリン耐性黄色ブドウ球菌
PISP penicillin-intermediate Streptococcus puneumoniae
ペニシリン低感受性肺炎球菌
PRSP penicillin-resistant Streptococcus puneumoniae
ペニシリン耐性肺炎球菌
ESBL産生菌 extended spectrum β-lactamase 産生菌
広域βーラクタマーゼ産生菌
BLNAR β-lactamase-negative ampicillin-resistant Haemophilus influenzae
βーラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性インフルエンザ菌
MDRP multiple-drug-resistant Pseudomonas aeruginosa
多剤耐性緑膿菌

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