ホーム > 災害訓練に参加しました

災害訓練に参加しました

11月12日(日) 毎年大阪警察病院で行われる恒例の災害訓練に参加しました。 大阪警察病院では大規模災害に備えた訓練を、消防署その他の関連施設の協力のもと、毎年実施しています。 この訓練には本校の学生も患者さん役として参加しており、今年も本校2年生が参加しました。

(訓練本番数日前...)

病院の救急外科の医師やDMATのスタッフの皆さんに来校していただき、トリアージその他災害訓練の事前説明を受けました。

P1080244.JPG     P1080249.JPG  

P1080251.JPG     P1080255.JPG

そして訓練本番当日・・・訓練は大阪警察病院で行われます。

キャプチャ(病院).JPG

P1080273.JPG     P1080287.JPG

準備コーナーで患者役の「メイク」をしてもらいます。

P1080316.JPG   P1080310.JPG

そして訓練が始まりました。大阪市消防局の救急隊にもご協力いただきました。

P1080293.JPG     P1080312.JPG    

訓練では学生が患者さん役になって、大阪警察病院のスタッフが搬送されて来た患者さんを「トリアージ」する訓練です。            

「トリアージ”」とは・・・患者さんを治療の緊急性の応じてトリアージの基準に基づき、診療の優先順位を付け、トリアージタッグ

による区分を行う作業のことです。

トリアージタッグとは? トリアージの基準とは?

将来いずれ起こるであろう大地震その他の大災害への備えとして、日ごろから訓練を繰り返すことが重要ですね。

参加者の皆さんお疲れ様でした。」

【災害訓練に参加した学生の感想文】

(2年生 M・N さん) 

今回、訓練に参加して、多職種間の連携を実際に感じることが出来ました。私は、左下腿打撲、左腹部打撲による左脾損傷から腹腔内出血を起こし、トリアージ黄色タグから、赤タグに急変する患者設定でした。急変時、呼吸数の変化に対し、瞬時に赤タグ変更指示を出した医師、指示を受けた数分後には処置室の手配やストレッチャーを整えた看護師、報告連絡をすばやく行った事務の方々など、連携が凄く、驚きの連続でした。訓練前に、災害時は医療の需要と供給のバランスが崩れる、という内容の講義がありました。混乱が多い災害時に、一つでも多く命を救う為の緊急場面での対応について幾つか学ぶ事が出来ました。一つ目に医療者は短い時間の中で患者に関心を寄せながら情報収集を行うこと、二つ目に知識や技術と共にスピードが求められること、三つ目にチームワークや役割分担、連携を図る事が重要だということです。また、関わり方の学びとして、看護師さんは、私の呼吸困難に対し処置しながら「大丈夫やからね」「頑張ってね」だったり、ストレッチャーでの普段より早い輸送に対し、「目を閉じて気分が悪くなったら教えてね」など声掛けをしてくれ、とても安心することが出来、非常時にも思いやりを感じることが出来ました。私は訓練に参加して、平時から災害について考え、学ぶ機会を作っていく必要があるのだと改めて感じました。いつ起こるか分からない災害に対し、一人の看護学生として、出来ることは無いのかを考えようと思いました。

(2年生 N・Kさん)

今回、警察病院内での災害訓練に参加し、災害時の医療・看護・トリアージなどの実際を知ることが出来ました。院内の様子を見学したり、実際に患者として治療を受けたりしたことにより、医療者側だけでなく、患者さんの視点に立った体験をすることが出来ました。災害時、被災によりパニックになっている患者さんに対し、医療者側も焦っていたりパニックになっていたりすると更に患者さんの不安を増強させ、パニック状態を引き起こす。そのため、医療者側は焦らず、落ち着いた態度で接することで患者さんの不安を軽減する必要があること。また、患者体験をして、トリアージから処置までの一連の流れを経験することが出来ました。災害時にはたくさんの被災者が病院に運びこまれる為、トリアージから診察・検査・処置まで医師・看護師だけでなく、検査技師などとの連携が必要であることが分かりました。私は今回、腰椎横突起骨折の患者役をし、ストレッチャーで移送され、診察を受けたのですが、ストレッチャーに乗せられたまま周りに医療者が一人もいなくなる時がありました。付き添いが誰もおらず周囲の状況も分からないというのは不安を増強させます。誰か一人でも医療者が付き添い、声を掛けてくれるだけで安心出来ました。看護師は患者さんに付き添い、声掛け・説明をすることで患者さんの不安を軽減する必要があることを学びました。この災害訓練を通して学んだことを今後の学習に活かして行きたいと思います。