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10月10日 2年生が国際看護論の講義の一環として、大阪市西区の大阪府「津波・高潮ステーション」の見学をしました。折りしも9月4日の台風21号では大阪湾で過去最高潮位を記録した高潮の大きな被害が出た事もあって皆の関心も大きな時期でした。
館内の展示を通して、大阪は海面より低い土地が多く過去にも何回も水害にあっていること、その教訓から防潮堤などの設備が整えられていることを知りました。また近い将来必ず大阪を襲うといわれている南海トラフ巨大地震と津波に対する基礎的な知識を身につけることができました。
係りの方から大阪湾周辺の津波や高潮災害についての説明を聞きます。「高潮被害トンネル」では、過去何度かの高潮による大阪の被害状況を学習します。
大阪湾の津波・高潮から府民を守る「防潮扉」実物大です! 先人たちが残してくれた教訓である、「安政津波遭難者供養塔」
(見学した学生の感想)
・今回の学習では、大阪が海面より低い場所がとても多く、その場所に約100万人が生活していて、防潮堤や膨張扉で守られていることを初めて知りました。
・実際に地震による津波が襲って来たときに限られた時間の中で、どのような行動を取るべきか、普段からの心構えがとても大事だと思いました。
・災害用伝言ダイヤルの利用、非常持ち出し品の準備、避難場所の確認など多くのことを学ぶことが出来ました。