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消化器内科

診療科のご案内

 

消化器内科は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆道・膵臓の疾患を治療している科です。

当科の特色

 当科では、消化器疾患全般に対しての診療を行えるように努めています。その中でも、特に入院されておられる患者さんは、

  1. 急性期(消化器救急)疾患(急性腹症・消化管出血・胆道感染症など、緊急入院患者は入院患者の40%前後をしめています)
  2. 消化器癌(入院患者の35-40%前後)
  3. 消化器内視鏡による診断および治療
  4. 慢性消化器疾患(特に、慢性肝疾患や炎症性腸疾患など)

に対しての治療を目的とされる方です。
 療養のみの治療、緩和治療をうける方は他の医療機関に転院し、加療して頂いております。

主な検査・治療

治療;一般的な薬物療法のほか、

・胃十二指腸潰瘍に対するピロリ菌除菌療法
・炎症性腸疾患に対するレミケード治療(20例/年)・白血球除去療法(10例/年)
・C型慢性肝疾患に対するペグインターフェロン(リバビリン併用)療法(約30-40例/年、外来導入も可能)
・B型慢性肝疾患に抗ウイルス療法
・消化器癌に対する抗癌剤投与(入院および一部外来にて)
・食道癌・肝臓癌の門脈腫瘍塞栓(症例は限られている)に対する放射線治療
・肝臓癌に対するリザーバー動注化学療法(10例/年)など

一般検査:

・上部消化管内視鏡検査(約7000-7500例/年)
・下部消化管内視鏡検査(約4000-4500例/年)
・腹部超音波検査(約10,000例/年)

特殊検査・治療:

・超音波内視鏡検査(約100例/年)
・カプセル内視鏡検査(約80例/年)
・小腸内視鏡検査(約80-120例/年)
・胃および大腸の癌・腺腫の内視鏡的切除術(上部100-120例/年、下部700例/年)
・内視鏡的止血術(潰瘍など、100-200例/年)
・食道静脈瘤に対する結紮術(EVL)・硬化療法(EIS)(約40-50例/年)
・ERCP・胆道ドレナージ(内視鏡的・経皮的)(400-450例/年)
・造影超音波検査、超音波ガイド下生検(主に肝) (70-100例/年)
・肝悪性腫瘍に対する経皮的治療(主にラジオ波焼灼療法)(60-80例/年)
 肝動脈塞栓術(放射線科にて)(150-200例/年)など

主な対象疾患と治療・処置

 

疾患名

治療・処置

食道・胃・十二指腸

食道・胃静脈瘤

内視鏡的治療(EVL・EIS)、経カテーテル治療(BRTO・PTO:放射線科にて、10例/年)

食道癌

内視鏡治療(ESD・EMRなど)、化学・放射線療法

食道狭窄・食道アカラシア

内視鏡的拡張術

胃・十二指腸潰瘍、

ヘリコバクター・ピロリ除菌療法、出血に対する内視鏡的止血術

胃ポリープ・腺腫

内視鏡治療(ESD・EMRなど)

胃癌

内視鏡治療(ESD・EMRなど)、化学療法

小腸・大腸

小腸疾患、原因不明の消化管出血

カプセル内視鏡、ダブルバルーン法による小腸内視鏡検査による診断・治療

クローン病、潰瘍性大腸炎

レミケード投与、白血球除去療法

大腸ポリープ

内視鏡治療

大腸癌

内視鏡治療、化学療法

虚血性腸炎、憩室炎

 

イレウス

 

肝臓

B型慢性肝疾患

エンテカビル、ラミブジン(+アデホビル)、インターフェロン

C型慢性肝疾患

インターフェロン、ペグインターフェロン・リバビリンの併用療法、ペグインターフェロン・リバビリン・テラプレビルの3剤併用療法

肝硬変・肝不全

 

肝細胞癌

経皮的治療(ラジオ波焼灼療法、エタノール注入療法)

経カテーテル的治療(放射線科にて)― 肝動脈塞栓術(リピオドール動注を含む)

抗癌剤投与(sorafenib)、リザーバー留置持続化学療法、放射線療法

肝疾患診断

肝組織生検

胆道・膵臓

胆嚢結石、総胆管結石

ERCP・胆管ドレナージ・結石除去術、胆道ステント留置術

胆道癌

化学療法

急性膵炎、慢性膵炎

 

膵臓癌

化学(放射線)療法

閉塞性黄疸

(内視鏡的あるいは経皮経肝的)胆道ドレナージによる減黄

専門外来

内科外来において、消化器内科の医師が、午前診察にて3-4名は診察しております。消化器病学会専門医(6名)、消化器内視鏡教学会専門医(6名)、肝臓学会専門医(4名)など 消化器関連学会の専門医・指導医が在籍しております。