診療サポート部門

医療安全管理センター

医療安全管理センターのご紹介

 当院の医療安全管理センターは、2003年4月に院長直轄の附置機関として設置されました。病院理念に則り、チーム連携で創る医療安全を目指しています。
 現在の医療安全管理センターは、15名(専従・兼任含む)で運用しています。
主な活動はインシデント報告をもとに、スピーディーな原因分析と現場へのフィードバックを行い、患者さんと職員が安全安心できるように、病院全体のシステム改善や職員への教育を実施し、再発事故防止に取り組んでいます。

医療安全関連会議と委員会

私たちは定期的に会議や委員会を開催し医療安全管理に努めています。

  • 医療安全管理運営委員会(1回/月)
  • リスクマネジメント部会(1回/月)
  • 医務部リスクマネジメント部会(1回/月)
  • 看護安全委員会(1回/月)
  • 医療安全センター定例会(1回/週)
  • 事例検討会(随時)

医療安全管理指針

私たちは本指針をもとに医療事故の防止や安全な医療環境の整備に取り組んでいます。
医療安全管理指針(PDF)

薬剤強化月間活動

安全に薬剤を処方するための行動原則「6R」の徹底に向けて(実施しています。

医療安全への取り組み

2016年12月から毎年、医療安全啓発活動の一環として院内で医療安全をテーマとしたポスターを公募、その後優秀作品12点からなる当院オリジナルのポスターカレンダーを作製し、各部署に掲示し医療安全に対する意識の向上を図っています。

各部署から工夫に満ちたポスターが集まりました。

患者参画による正しいお薬確認キャンペーン

毎年秋ごろ、薬剤師によるお薬確認キャンペーンを実施しています。
薬剤師より、お薬の正しい飲み方や使用方法等詳しくご説明します。

※新型コロナウイルス感染症蔓延防止の観点より、2020年は中止。

参加者の声

お薬のことについて、服薬の正しい見方・飲み方、正しい保管方法など、いくつかの疑問を持っていましたが、このキャンペーンにより気軽に聞くことができました。薬剤師さんとも色々話をすることができて安心しました。(一部)

安全ラウンド活動

正面玄関ラウンドの様子
点滴実施方法確認のラウンド

医療安全にかかる研修会 【実績】

2013年3月21日 ・インシデント入力操作方法について、・その他
2014年2月13日 ・輸血事故を防ぐ(事故想定訓練)
2014年6月27日 ・輸血事故を防ぐ(事故想定訓練)
2014年11月20日 ・転倒・転落事故の予防とその後の対応について
2015年2月19日 ・先進医療の現場 手術支援ロボット最前線
2015年10月28日 ・高齢者入院患者における不眠対応の実践
2016年2月18日 ・コミュニケーション技術と意思決定支援
2016年6月17日 ・訴訟トラブルに強いカルテの書き方
2017年2月3日 ・RRS(院内救急対応システム) 院外講師
2017年6月16日 ・RRS(院内救急対応システム) 導入前説明会
2017年9月1日 ・迷惑行為発生時対応手順
・トラブル時のカルテの書き方
2018年2月23日 ・医療安全e-ラーニング(学習教材)について
・死亡診断書の書き方
2018年3月1日 ・医療安全e-ラーニング(学習教材SafetyPlus)について
・RRT活動報告
2018年9月28日 ・医療安全にかかせない死亡診断書記載方法
2018年12月12日 ・免疫チェックポイント阻害剤の安全な使い方
2019年2月22日 ・医療ガスの安全な取り扱い
・RRT活動報告
2019年7月26日 ・RRT「コードブルー事象からの学び」
2019年11月1日 ・トラブル時のカルテの書き方
2020年2月7日 ・RRT「コードブルー事象からの学び」第2弾
2020年2月12日 ・医療ガスの安全な取り扱い
・コードホワイトについて
・栄養チューブと点滴ルートのコネクターについて
2020年7月17日 ・RRT「コードブルー事象からの学び」第3弾
2020年11月27日 ・チームトレーニングをしませんか?TeamSTEPPS Programとその魂(こころ)
2021年3月 ・e-ラーニング 医療安全研修会「MRI検査時の酸素ボンベ吸着事故」