指導医・研修医コメント

指導責任者のコメント

大阪警察病院における初期研修・後期研修について

 大阪警察病院は許可病床580床の地域中核の急性期病院であり、2020年度の病床稼働率は84.1%、平均在院日数は10.7日(短期滞在を含まず)、1日平均外来患者数は約1,300人、年間救急車受入台数は5,900台でした。急性期疾患を中心に、各診療科とも多数の患者さんの診療にあたっており、臨床研修病院として最適の環境といえます。当院は、各種学会の専門医制度修練施設に認定されており、各診療科において専門医資格取得に必要な臨床経験を積むことができます。当院の特徴として、①充実した救急医療、②各診療科の専門性とアクティビティの高さ、③豊富な症例、④整った研修指導体制、⑤全人的なチーム医療の実践などが挙げられます。

 

 現在、当院の研修医は、1年目が17名、2年目が13名、3・4・5年目は計36名です。研修医の出身大学は、大阪大学、大阪市立大学、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学、京都府立医科大学、神戸大学、兵庫医科大学、札幌医科大学、奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学、滋賀医科大学、北海道大学、金沢大学、三重大学、山形大学、岡山大学、山口大学、鹿児島大学、川崎医科大学、鳥取大学、高知大学、徳島大学、香川大学、東北大学、東邦大学など全国から研修医が集まっています

 新医師臨床研修制度の基本理念には、「医師としての人格を涵養し、将来の専門分野にかかわらず基本的診療能力を身に付ける」ことが謳われており、自分の狭い専門分野しか診ることのできない医師ではなく、プライマリケアをでき、かつ全人的に患者さんを診ることのできる専門医が求められています。そのため、医師は専門性を高めて自分の専門分野を極めるとともに、常にプライマリケアのできる知識と技術を習得しておくことが必要になります。当院では、初期臨床研修医のプライマリケア能力を高めるため毎週木曜日15:00~17:00は研修医のための時間とし、当直時に経験した問題症例の症例カンファレンスプライマリケア講義を行っています。プライマリケア講義では、各診療科の救急疾患の診かたなど実践的講義や、縫合訓練などの実技指導を行っています。

 当院は、ER・総合診療センター(現:ER・救命救急センター)を2008年4月に立ち上げ、研修プログラムの一環として1年目、2年目、3年目の研修医はER・総合診療に携わります。当直時のER・総合診療は1年目と2年目の初期研修医にファーストコールがかかり、救急患者の初期治療にあたります。また、初期研修医以外にも救命救急、内科、循環器、外科、脳外科、産婦人科などの上級医が毎日当直し、研修医に対する指導・協力ができるよう体制の充実を図っています。

 当院の使命は、高度な専門医療を提供するとともに、1次から3次までの救急医療を行い、社会に貢献すること、また、次世代の優秀な医師を育成することだと考えています。やる気のある先生、いろいろ経験してみたい先生、警察病院を一緒に変革したい先生、自ら納得できる医者になりたい先生、一緒に仕事をしてみませんか!!皆さんの応募をお待ちしています。

 なお、大阪警察病院では、当院での初期臨床研修や後期臨床研修(専門医育成課程)を希望する医学生および研修医の方を対象とした見学を随時受け付けております。見学希望の方は、申込フォームよりお申込ください。

〒543-0035
大阪市天王寺区北山町10-31 
大阪警察病院 人事課人事係
TEL:06-6775-2837(人事課直通)
E-mail:jinji-k@oph.gr.jp

研修医のコメント

K.T先生(2020年3月初期研修修了 現糖尿病・内分泌・代謝内科シニアレジデント)

 私は当院で初期研修を行い、内科後期レジデントとして引き続き当院で勤務しております。
 まず症例数の多さが当院の特徴の1つだと思います。ERやローテートした各診療科で多種多様な症例を経験できました。興味深い症例を経験した際は同期や後輩と共有し、また先輩からフィードバックを受けることで、皆でレベルアップできたと思います。2年間で得られたものは非常に多く、現在の診療に繋がっていると思います。 また2年間で2回以上の学会発表の機会があることも長所と考えます。教育熱心な上級医が多く、抄録、スライドの作り方や発表の仕方を基礎から丁寧に教えていただきました。院内の発表とは違った緊張感があり大変良い刺激になりました。研修医の間に積極的に学会発表、学会参加できる環境をありがたく思います。 将来どの診療科に進むにあたっても、当院での初期研修は間違いなく役立つと思います。是非一度見学にいらしてください。

H.M先生(2019年4月初期研修開始)

医学生の皆さんはじめまして。大阪警察病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
このページをご覧になっているということは、少なからず当院での初期研修を考えておられることと思います。研修先の候補に当院を挙げてくださったことを嬉しく思います。

私は現在、初期研修医2年目として勤務しています。私が研修を通して感じた、当院での研修の特色を紹介させていただきます。

当院での研修は3本の矢で成り立っていると思います。1つ目は各科での研修、2つ目はERでの当直業務、最後に恵まれた同僚です。1つずつ説明していきます。
まず、各科での研修についてです。当院は各診療科が全国でもトップクラスの高いアクティビティーを誇り、common diseaseからrare diseaseまで多種多様な疾患に日々触れられます。各科とも教育熱心なエキスパートが揃っており、医者としての基礎から最先端の医療まで学ぶことができます。また、レジデントの数が豊富であり、活気にあふれています。
次に、ERでの当直業務についてです。当院はwalk inから3次救急まで幅広く受け入れており、軽症症例から重症症例まで幅広い症例を経験できます。1次救急、2次救急に関してはファーストタッチを初期研修医が担当するため、急病患者への対応力を磨くことができます。また、各科とも専門医が当直しており、気軽にコンサルトできるなど、手厚いバックアップ体制が整っており、安心して診療に当たることができます。自分の頭で考えながら手を動かす当院のER当直を通して、私自身、確実に臨床能力が向上していると感じます。2年間当直業務をやり切れば、その後も自信をもって初期対応に当たることができるようになると思います。
最後に、環境についてです。当院は毎年、全国から優秀な人材が集まってきており、互いに切磋琢磨しながら研修生活を送っています。初期研修医の医局は通路を挟んで離れた場所にあり、そこでお互いの症例を共有したり、時には愚痴を言ったりしながら、楽しく充実した研修生活を送っています。先輩後輩間、同期間で教え教えられながら成長できる環境は、初期研修を送るうえでこの上ない環境であると考えます。

以上長くなってしまいましたが、私の考える当院での初期研修の特色です。
 これだけ長くなっても当院での研修の魅力の1/3も伝えられていないと思いますので、興味を持たれた方は、ぜひ気軽に見学にいらしてください。きっと当院で働きたいと感じられると思います。

A.N先生(2020年4月初期研修開始)

 私は、10施設以上の病院を見学した上で当院を志望しました。見学する中で私が重要視したポイントは3つあります。
①初期対応が十分に学べる ②ハードさを自身でコントロールすることが可能 ③モチベーションを保ちやすい環境=同期や先輩、指導医が熱心で楽しく学べる環境 です。
まず、①について、おおよそどの病院でも当直などでウォークインや救急車できた患者の対応を学ぶことは可能です。その中で初期診療をしっかり身に付けるためには、問診から身体診察、必要な検査のオーダー、最終的なアセスメントまでを一通り研修医がメインとなって行える病院を選ぶとよいと思います。当院ではER診療を研修医主体で行います。蜂に刺された症例から、倦怠感を主訴にウォークインできた患者が目の前で敗血症性ショックになり緊急挿管が必要となるような症例まで、あらゆる症例を自分が中心となって診ます。バックアップ体制も十分に整っているため、研修医が助けを求めれば普段は三次救急を主体としている救命の先生や各科の先生もすぐに駆けつけてくれます。さらに自分の行った診療の内容について、上級医からよかった点や改善すべき点についてのフィードバックがあるため、消化不良に陥ることなく1例1例を次の診療へとつなげることができます。それを積み重ねることであらゆる主訴の患者さんの初期診療を適切に行うことが可能になると考えています。
 ②については、当院ではER診療を除き、指導医の先生が担当する患者を一緒に担当し、診察にあたります。興味のある症例にも希望することで、診療の一翼を担うことが可能です。空いた時間を自分の勉強へ充てたり、手技の見学や習得に励むなど自分自身でハードさをコントロールすることができます。経験可能な症例数は十分あり、手持ち無沙汰過ぎず、かといってハイパー過ぎないので私はちょうどいいなと感じています。
 最後に③についてですが、2年間モチベーションを高く保ち続けることが一番難しいと思います。勉強自体は一人でも可能ですが、熱心な同期や先輩、指導医の先生に囲まれていると、難しい知識であってもわかりやすく説明してくれたり、興味深い症例を共有してくれたり、モチベーションアップのきっかけを沢山くれます。仕事を終えることだけを目標に2年間過ごすこともできますが、診療が面白いと思えたり、身につけたい知識や技術が沢山あって、それを周りの人に気軽に尋ねることができる環境だととても楽しいです。加えて当院の同期、先輩、指導医は非常に優秀な方が多く、とても頼りになります。
 長くなりましたが、最後に私が当院を志望した最大の理由は、見学に来た際に先輩方全員が大阪警察病院をお勧めしてくれたことです。実際に働き始めて、毎日が楽しく過ぎさっていき、想像していた以上に満足した研修生活を送ることができています。

K.Y 先生(2019年3月初期研修修了)

 私が当院を志望した理由の一つはERで様々な症例を経験できるということでした。実際ERでの当直が始まり、初めて診るような症状の患者さんが次々と来られるERに圧倒されましたが、一緒に診てもらう2年目、3年目の先生方やコンサルトしてすぐに来てくれる上級医の先生方の丁寧な指導を受けながら、日々成長していくことができました。ERでの2年間の経験を経て、どんな患者さんが来られてもビビらずに診察できる力がついたと感じます。
 そして研修が始まって何より実感したのが、ともに働く同期の存在のありがたさでした。それぞれが回っている科で研修に励み、一日の仕事が終わった後に研修医ルームで愚痴を言いながらもその日にあった出来事を話し合い、得た新しい知識を共有し合うのが貴重な時間でした。そのひとときがあったからこそ2年間努力し続けることができたと思いますし、互いを高め合うこの環境があることを大変ありがたく感じました。
 私は初期研修を行った後、レジデントとして引き続き当院で勤務しております。当院はたくさんの患者さんに良質な医療を提供するために、たくさんの医師やコメディカルがモチベーション高く働いている病院です。ぜひ一度当院に見学にお越しいただき、当院の活気を感じていただければ幸いです。

S.I 先生(2017年3月初期研修修了)

 当院を研修病院の候補に挙げてくださったことを嬉しく思います。

 当院は内科、外科、救急、いずれの分野においても大阪、関西でトップを争うアクティビティの高さを誇る病院です。またコメディカル、事務職員の方々を含め病院全体がチームとして業務にあたっているため、雑務に終われる時間は他院に比べ少なく、自分の勉強に割く時間も充分確保できます。

 私は内科志望で当院に入職しましたが、現在救急外来で外科症例、救急症例にある程度の自信を持って臨めるのは当院研修の賜物だと思っています。医師としてのスタートラインに立ったときはどうしても自分の興味のある分野に視野が狭くなりがちですが、専門科は後期研修でも充分に鍛錬を積むことができます。幅広く医師としての底力をつける初期研修では、志望科以外の分野もしっかりと学べる病院を選ぶことをおすすめします。

 このホームページを見てくださったなら、ぜひ一度当院に見学にいらしてください。当院で始める医師生活に必ずモチベーションが上がることを約束します。

T.H 先生(2016年4月初期研修開始)

 大阪警察病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 私は現在初期研修医2年目として勤務しています。私が実際に研修を通して実感した当院の研修の特色を紹介させて頂きたいと思います。

 1つ目は、何といってもER・総合診療センターでの研修・当直業務です。ERでは初期対応、鑑別診断を考えてからの検査、治療そして各科へのコンサルトまでの幅広い診療を初期研修医が中心となって行います。もちろん初めは判断に迷うことも多々ありますが、3年目後期研修医をはじめ、各科の当直医にすぐ相談できる環境がありますので濃密なフィードバックを受けながら安心して診療することができます。私自身、ER研修ではたくさん失敗し、重症の患者さんを前に冷や汗もかいてきましたが、実際に症例を経験することで重症度の判断や各疾患のイメージは身についていくものだと考えています。walk inの患者さんから三次救急(まさしくコードブルーの世界です。ドクターヘリには乗りませんが。)までの幅広い症例を経験できる当院では充実した救急診療のトレーニングを受けることができると確信しています。

 2つ目としては、同期の研修医が多い点が挙げられます。研修医室は常に活気があり、失敗体験や成功体験をお互いに共有したり、日々の業務で互いに励まし合い切磋琢磨しながら知識や技術を高めています。また、研修医が多いことから研修医2年目では自らの研修プログラムを自らで組むことができます。希望科が決まっている人はそれに合わせて組むのも良し、決まっていない人でも事前に申請すればローテート科を変更することも可能です。

 初期臨床研修も終盤にさしかかった今振り返って、医師としての第一歩を大阪警察病院で送れて本当によかったと思います。私達の研修は始まったばかりですが、日々、力がついてくることを実感しております。

 「百聞は一見に如かず」ということで、是非一度見学にお越しください。研修医一同、お待ちしております。

T.I 先生(2017年4月初期研修開始)

医学生の皆様、こんにちは。

 このページをご覧になっているということは少なからず当院での初期研修を考えておられることと思います。初期研修の2年間が今後の長い医者人生にとって非常に重要なものとなってくることは間違いありません。ここで、まだ一年足らずですが私自身が大阪警察病院で実際に研修をして感じたことを交えながら当院での研修について述べていきたいと思います。

 まずなんといってもER当直が一番の特徴として挙げられるのではないでしょうか。「ERって何?救急と何が違うの?」おそらく皆さんERという単語を聞くと思うでしょう。当院は三次救急医療施設として三次救急患者も受け入れています。ERはそれ以外の一次・二次救急患者の診療を行っている部門と考えてくだされば良いと思います。このER部門の診療の中心となるのが初期研修医です。1年目の最初の時期は診療に際して慣れないことが多いです。私が実際に研修してみて感じたことは、上級医の先生のバックアップ体制が非常に整っているな、ということです。後期研修医の先生や各科の専門医の先生に相談しやすい環境が整っていることは私たち初期研修医にとってはもちろん良いことですが、患者様にも安心してきてもらえることにつながります。そして一年を通じて毎週土曜日にはERカンファレンスとして研修医同士でのプレゼンテーションや各科の先生方からの講義があることで、日々の診療の振り返りや次に活かすための知識を身につける機会に恵まれています。それを活かすかどうかは私たち研修医の努力が必要ですが、それに関しては当院での研修を考えている皆様なら問題ないことと思います。

 また、個人的に魅力に感じるのはアメリカから救急医を招いての講義があることです。最新の知識を得ることができるだけでなく、英語でディスカッションをすることにより将来留学を見据えた時に抵抗が少なくなるというメリットもあると感じています。教えに来られる先生方は日本が好きな先生が多く、医学以外の話でも盛り上がるかもしれません。これらのERカンファレンスや米国の先生方の講義は医学生の皆様も参加することができます。警察病院ならではの魅力のひとつだと思うので是非参加してみてください。

 ここまで主にERの紹介をしてきましたが、各診療科も同じように研修病院として充実していることは間違いありません。研修先を選ぶメリットとしては優れた点が間違いなく多いですが、一番大事なことは実際に自分の目で見ることです。限られた時間で見学に来て自分の肌で病院の雰囲気を感じることは難しいと思いますが、見学に来たときに私たちがその手助けをすることはできると思いますので、まずは是非気軽に病院見学に来てください。そして将来、皆様とともに働けることを楽しみにしています。

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