診療方針

糖尿病

 2型糖尿病患者さんには食事・運動療法の指導とともに患者さんの病態・背景に応じた適切な薬物治療を行っております。また、血糖コントロール悪化時には糖毒性軽減のための一時的なインスリン導入も積極的に行っております。一方、1型糖尿病患者さんには、通常診療におきましてはカーボカウントの指導、CSII(インスリンポンプ療法)、SAP(Sensor Augmented Pump)療法を行っております。
 入院診療においては、インスリン導入による糖毒性軽減治療とともに、病態把握、合併症評価を行い、必要に応じて各診療科(第二大阪警察病院眼科、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科、脳神経内科、泌尿器科など)と連携し診断・治療にあたっております。さらに、高齢糖尿病患者さんに対しては糖尿病の新たな合併症である認知症、サルコペニア、フレイル、骨系統疾患に関しても積極的な精査・治療を行っております。入院での糖尿病教育、食事・生活指導につきましては、一定の糖尿病教育の研修を受けた経験豊富な糖尿病療養指導士(当院では、22名が資格を取得しています)、看護師、栄養士、薬剤師が個別に担当し、希望入院期間、患者さんの能力に応じて行っております。また、通常の教育入院が時間的都合等によりできない場合は、週末(金曜日午後~月曜日午前)を利用した3泊4日の入院も行っております。また、外来診療におきましては、合併症外来、看護ケア外来、外来糖尿病教室などの特殊外来を設けて、診療にあたっております。

内分泌疾患

甲状腺疾患

甲状腺腫瘍

超音波、血液検査での精査のうえ、必要に応じてFNAC(甲状腺穿刺吸引細胞診)にて病理診断を行い治療方針の決定を行っております。手術が必要な場合は当院の乳腺内分泌外科(甲状腺外科)に紹介し手術を行っております。

バセドウ病

薬物治療、手術療法、アイソトープ治療の長所・短所を説明した後、治療法の選択をして頂いております。手術が必要な場合は当院の乳腺内分泌外科(甲状腺外科)に紹介し手術を行っております。アイソトープ治療を行う場合は、隈病院(神戸)等に紹介させて頂いております。

バセドウ眼症

放射線治療科と連携して入院にてステロイドパルス+放射線治療を行っております。

その他甲状腺疾患

無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、橋本病、プランマー病などは適切な診断のもと、経過観察・薬物治療・手術治療(当院乳腺内分泌外科)を行っております。

副腎疾患

原発性アルドステロン症

手術希望がある場合は、副腎静脈サンプリングを行い、片側性の場合は当院泌尿器科にて副腎腫瘍摘出術を行っております。一方、手術希望がない、あるいは両側性病変の場合はアルドステロン受容体拮抗薬等による薬物治療を行っております。

非機能性副腎腫瘍

内分泌学的精査、両悪性の鑑別を行い治療方針の決定を行っております。手術治療が必要な場合は当院泌尿器科に紹介としております。

副腎皮質機能低下症・Addison病

ヒドロコルチゾン等によるホルモン補充療法を行っております。

その他副腎疾患

褐色細胞腫、クッシング症候群、先天性副腎過形成などの疾患に関しましては、適切に診断し、手術療法(当院泌尿器科)、ホルモン補充療法等を行っております。

視床下部・下垂体疾患

下垂体腫瘍(プロラクチノーマ、先端巨大症、非機能性腫瘍など)

手術治療が必要な場合は当院脳神経外科に紹介させて頂き、薬物療法が適応となる場合は当科にて薬物療法を実施致します。

下垂体機能低下症、尿崩症

負荷試験による適切な診断のもと、ホルモン補充療法(性腺、成長ホルモン、甲状腺、副腎皮質ホルモン、デスモプレッシン)を実施致します。

リンパ球性・IgG4関連下垂体炎

適切な診断のもと、必要に応じてステロイド治療を行います。

副甲状腺疾患、骨粗鬆症

原発性副甲状腺機能亢進症

手術治療もしくは薬物療法により治療を行います。

家族性(後天性)低Ca尿性高Ca血症

経過観察により血清Ca値のモニターを行います。

原発性副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症

活性型ビタミンD製剤による治療を行います。

骨粗鬆症

薬物治療を行います。

性腺疾患

性腺機能低下症に対しては、ホルモン補充療法等による治療を行います。

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