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周術期患者情報システム
大阪警察病院では2016年7月に周術期患者情報システムを導入しました。
大阪警察病院では、2016年7月「周術期患者情報システム」(フィリップス社製 Fortec ORSYS)を導入しました。医学の進歩にともない、患者さんをとりまく手術にかかわる医療知識と技術はますます高度になっていきます。そして手術を行う麻酔科医師にはよりレベルの高いスキル(技量)が要求されるようになってきています。かつてない膨大な量の臨床データ、そして絶え間のないルーチン作業の増大。特に手術部門においては、医療スタッフの能力を最大限に発揮し、患者さんをチーム医療で施術するための合理的な運営システムが強く求められていました。
そこで当院は7月にフィリップス社製の周術期患者情報システム(Fortec ORSYS フォーテックオルシス)を導入し、手術に関わる医療スタッフの煩雑なルーチン業務からできる限り開放し、本来の患者さんを中心とした医療業務に専念する体制を構築致します。このシステムにより、手術部門が統合的に管理され、さらに手厚い手術医療を展開することが出来るようになりました。
手術のスケジュール管理、麻酔記録、人工心肺記録などの生体情報の一括管理及び看護記録の作成手術に直接関わる情報から実施情報のリアルタイム配信や医事請求材料管理等のデータを電子化する事で生じるメリットを最大限活用し、必要な情報が必要な時に使用できる医療環境が整いました。