当院では、患者さんの利便性の向上のために院内での携帯電話の使用について検討してきました。以前より懸念されてきたペースメーカーなどの医療機器に対する影響も、総務省による「医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針」の結果、一定の条件を守って使用すれば大きな問題が無いことも判明しました。以上のことから、2007年7月より院内での携帯電話の使用について一部区域で使用可能としました。
電波環境協議会及び総務省による植込型ペースメーカー全機種における携帯電話の干渉距離の調査の結果、最大のもので15㎝であることが判明し、指針として22㎝離すことにより安全であることが発表されています。また万が一、ペースメーカーが使用中の携帯電話に接近し、影響を受けた場合でも、離れることで直ちに正常に作動することが確認されておりますが、不調を感じられた場合にはお近くの職員にお申し出下さい。