脳神経外科

ご紹介くださる先生方へ

大阪警察病院 脳神経外科の特徴は、低侵襲手術の推進と脳卒中診療の充実です。
近年、腹腔鏡手術を代表とする内視鏡手術のめざましい発展に伴い、外科系診療科の手術の低侵襲化が進んでいます。
しかしながら、脳神経外科の分野では依然として不必要に大きな開頭をしていたり、頭蓋底の骨を大きく削除したり侵襲の大きな手術がなされていることが多い傾向にあります。当科では早くから小開頭手術を導入し発展させてきました。
また、手術体位を工夫することで、アプローチが困難な頭蓋底部の病変に対する手術でも低侵襲かつ安全に行うよう努めています。
 そして、脳卒中診療をより充実させるために2011年7月1日に脳神経内科と共同で脳卒中・神経センターを立ち上げ、2011年10月31日より脳卒中ホットラインを開設し、急性期脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血の症例を多数受け入れ、迅速かつ的確な治療を行っています。

当科では土日祝日以外は毎日外来診療を行っております。
意識障害や運動麻痺等の重篤な症例がなくとも、頭痛やふらつき、手足のしびれなどの軽微な症状あるいは検査目的でも結構ですので、お気軽にご紹介下さい。あらかじめ地域医療連携センターを通じてお申込み頂けましたら幸いです。もし、脳卒中等の急を要する疾患が疑われるような場合には、昼間・夜間を問わず専門医が迅速に対応いたします。脳神経外科では、毎日当直を行っておりますので、安心してお任せください。