File10 瀧 みぎわ 副師長 放射線治療科

File10 瀧 みぎわ 副師長 放射線治療科

たき・みぎわ

Q.看護師という職業を選んだ理由は?
瀧さん:
私は子どものころに、交通事故で入院をしたことがあります。そのときに担当してくださった看護師の方から『大丈夫だよ』という優しい言葉をかけてもらい、安心して入院生活を過ごすことができました。私も優しくて、患者さんを安心させられる看護師になりたいと思ったことが、看護師を目指したきっかけです。

Q.看護師として心がけていることは?
瀧さん:
放射線治療科へ来られる患者さんは、病気や放射線に対する不安をもっておられます。不安や困りごとはないか、症状はつらくないかなど聞き取り、少しでも気分や症状が楽になり、安心して治療が完遂できるように、患者さんやご家族とコミュニケーションを取るよう心がけています。

Q.患者さん・ご家族との印象に残るエピソードは?
瀧さん:
入院中の患者さんが、外来通院で放射線治療を受けたいとの思いがありました。痛みと栄養のコントロールが必要であるため、主治医、病棟看護師、緩和ケアチーム、NSTチームなど多職種でカンファレンスを行いました。その結果、外来通院で治療が受けられるような体制が整い、治療を完遂することができました。患者さんの希望がかない、喜んでおられたことが印象に残っています。

Q.今後の目標は?
瀧さん:
放射線治療が終わった後も、放射線治療による副作用のことや、生活していくうえで困難に感じていることについての支援も力を入れていきたいです。

Q.大阪警察病院看護部の良さは?
瀧さん:大阪警察病院は、多職種が協力して患者さんやご家族を支援できる体制が整っています。一緒に働きましょう。