File7 島田 真由美 副師長 外科(がん診療センター)

File7 島田 真由美 副師長 外科(がん診療センター)

しまだ・まゆみ

Q.看護師という職業を選んだ理由は?
島田さん:
身近な人の死を経験したときに、このような際に本人や周りの家族に対し何かできることはないか、何かできる人になりたいと思い看護師を目指しました。

Q.看護師として心がけていることは?
島田さん:
患者さんの意思決定支援やセルフケア指導を行うときは、目的や目標を見失わないようにすること。また、自分の中でのベストを考えるのでなく、目の前にいる患者さんの立場で何がよい選択なのか、よいケア方法なのか一緒に考えるようにしています。

Q.患者さん・ご家族との印象に残るエピソードは?
島田さん:
①印象に残っていることはたくさんありますが、他病院で主な治療を受けられている患者さんが看護ケア外来に通院されていた際、その患者さんから治療選択や気持ちのつらさについて相談を受けた際にどのように対応すればよいのか迷い、申し訳ない、不甲斐ない気持ちになったことがあります。その出来事が認定看護師を目指したきっかけの1つでもあるので印象に残っています。
②ケア外来に通院されている患者さんがお亡くなりになられた際に、ご家族の方が入院病棟とは異なる私が勤務する病棟までお越しくださり、感謝の意を伝えてくださったことがあります。少しでもお役に立つことができていたのかなと思い印象に残っています。

Q.今後の目標は?
島田さん:
昨年、がん看護外来が設置されましたが、来院される患者さんが悩んだり、困ったことがある時には相談しやすい安心できる外来作りに今後も取り組んでいきたいと思っています。

Q.大阪警察病院看護部の良さは?
島田さん:大阪警察病院は自分が目標とするものがあれば、その機会をいただけ、応援をしてもらえます。一緒に働くスタッフにも恵まれた環境だと思います。このホームページをご覧いただけたことも何かのご縁だと思うので、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。