File14 谷川 義幸 副師長 3階東病棟(脳外)
たにがわ・よしゆき
Q.看護師という職業を選んだ理由は?
谷川さん:高校生の時に、授業で病院見学をする機会があり、看護師の仕事を見学させていただきました。その際に、看護師の方から、患者様との心に残った場面についてお話を聞かせていただき、看護師の仕事は、とてもやりがいのある仕事だと感じ、自分も同じ職業に就きたいと思ったのがきっかけです。
Q.看護師として心がけていることは?
谷川さん:現在私は、集中治療室に配属しています。
私たち医療者は、医療現場に慣れていますが、患者さんにとって、病院での入院生活や集中治療室へ入室することは、非日常的で不安や恐怖心を抱かれている方がほとんどです。
患者さんが、安心して入院生活・集中治療室での治療が受けられるように、疑問や不安な事がないかを確認しながら、患者さんが理解しやすい言葉で説明し、非日常的な環境の中でも、安心感を与えられるように日々心掛けています。
Q.患者さん・ご家族との印象に残るエピソードは?
谷川さん:私は病棟副師長をしています。副師長は看護実践管理者であり、日常看護業務が円滑に遂行されるよう管理する役割があります。看護スタッフ間のカンファレンスや多職種カンファレンスを通して、患者さんの個別性に合わせたケアのアドバイスやケアの立案・多職種間での調整を行っています。皆で考え、実施したケアを通して、患者さんが回復していく姿にいつも力をもらっています。また、患者さんが回復していく過程で、看護スタッフが患者さんのニーズに気づき、個別的なケアの立案・実践することができるようになり、成長していく姿に私はいつも励まされています。
Q.今後の目標は?
谷川さん:看護スタッフがやりがいを感じ、切磋琢磨して成長する事ができるように働きかけ続け、新病院に向けて、より良い看護の提供ができるように取り組んでいきたいです。