File12 丸山 百合香 主任看護師 ER・救命救急センター

File12 丸山 百合香 主任看護師 ER・救命救急センター

まるやま・ゆりか

Q.看護師という職業を選んだ理由は?
丸山さん:
母親の勧めで看護師という職業に興味を持ちました。
それまではネイリストや他にもなりたい職業はありましたが、看護師になってからの13年間で、数多くの患者さんと関わり、その方々を支援することでたくさんのやりがいを感じました。
患者さんや家族だけでなく、他の医療スタッフとの協力など、多くの人と関わりながら働ける看護師になれて本当によかったと思います。

Q.看護師として心がけていることは?
丸山さん:
ER・救命救急センターに来られる患者さんは、痛みや緊急事態で不安や恐怖を感じていることが多いです。
そのため、患者さんが安心して医療が受けられるように思いやりを持って話を聞いたり、患者さんの表情から気持ちをくみ取ったり等の心理的サポートが行えるように心がけています。

Q.患者さん・ご家族との印象に残るエピソードは?
丸山さん:
ER・救命救急センターに、もうすぐにでも赤ちゃんが生まれそうなお母さんが運ばれてきたとき、救命センターは出産に対しての設備が整ってはいないのですが、緊急を要する状況であったので、救命センターでの出産となりました。
その時は産婦人科の医師だけでなく、その場に居合わせた他科の医師の協力も得ることができ、無事に赤ちゃんの産声が聞けたときは感動したとともに、チーム医療の重要性を感じました。

Q.今後の目標は?
丸山さん:
第三次救急医療機関や災害拠点病院として有事の際、役割が発揮できるように日々の実践や研修を通して知識・技術の向上に努めていきたいと思います。また、より質の高い医療提供に貢献できるように、チーム医療の一員として他職種との協力・連携を深めていきたいと思います。

Q.大阪警察病院看護部の良さは?
丸山さん:当救命センターは常に迅速・丁寧な対応を心がけ、常に患者さんの立場にたって、最適な看護を提供しています。経験豊富な看護師が揃っており、教育体制も整っているため、未経験の方でも安心して働くことができます。私が中途採用で配属された際も、わからないことや質問もしやすい雰囲気でとても助かりました。